米Microsoftは、.NETの2022年2月のアップデートとして、Windows/macOS/Linuxのx86/x64/Arm32/Arm64アーキテクチャ向けとなる、バージョン6.0.2および5.0.14の提供を、2月8日(現地時間)に開始した。
.NETの2022年2月アップデートでは、ASP.NET Core、EF Core、ランタイム、Winformsがバージョン6.0.2に更新されている。
さらに、「.NET 5.0」および「.NET 6.0」に存在する、HTTP/2およびHTTP/3リクエストヘッダのKestrelオーバープールがサービス拒否につながる可能性がある脆弱性に関するセキュリティアドバイザリがリリースされており、同アドバイザリにはこの脆弱性を削除するために、開発者がアプリケーションを更新するためのガイダンスが含まれる。
なお、「.NET 5.0」のサポートは2022年5月8日(現地時間)に終了し、以降はアップデートパッチが提供されなくなるため、同社は「.NET 5.0」のアプリケーションと環境を、「.NET 6.0」へ移行することを推奨している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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