米Microsoftは、Visual Studio .NETのリリース20周年を祝う特別な放送を、2月14日（現地時間）に公式サイトにて配信した。
現在、世界では500万人を超える開発者が.NETを使用しており、Stack Overflowが行った調査によれば、.NETは2019年、2020年、2021年の3年連続で開発者にもっとも愛されるフレームワークとなっている。
近年では、オープンソースに向けた取り組みも積極的に行っており、2012年までにASP.NET MVC Webフレームワークが完全にオープンソース化されたほか、2014年にはGitHub上でクロスプラットフォームのオープンソース.NETの構築が開始され、2016年に開催されたRed Hat DevNationカンファレンスにて最初のバージョンがリリースされた。さらには、.NETをRed Hat Enterprise LinuxやIBM Z、IBM LinuxONEに導入すべく、Red HatやIBMといった企業との強力なパートナーシップを構築している。
2021年11月には.NET 6がリリースされ、ベースライブラリとSDKの統合、C# 10と最小限のAPIによって簡素化された開発エクスペリエンス、ホットリロードによる高い生産性などを実現した。また、.NETマルチプラットフォームアプリUI（.NET MAUI）では単一のコードベースでWindows、macOS、iOS、Androidのネイティブアプリが構築できるようになるなど、リリースごとに.NETの使用はさらに拡大し、開発者の数も増え続けている。
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CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
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