解説
「名前空間」(namespace)は、プログラムの中で、変数名や関数名がバッティングしないように決められた、名前が有効な範囲を指します。
クラスやモジュールなどの名称で、プログラム中にグループを作り、名前空間で有効な範囲を区切ることはよくおこなわれます。また、住所の県市町村のように階層構造を持たせることで、大きなグループの中に小さなグループを格納することも、よくおこなわれます。
ある程度以上の規模のプログラムを書く場合は、こうした名前空間の考え方が必要になります。
また、プログラム以外でも使われ、ファイルシステムの階層構造やURLなども、名前空間の一つです。