グレープシティは、Webシステムに帳票機能を組み込むための帳票開発用JavaScriptライブラリ「ActiveReportsJS V3J」を、3月23日にリリースした。1年定額制のサブスクリプション方式で、税込の初回費用は1開発ライセンスが165000円、1配布ライセンス(1ドメイン)が660000円。開発ライセンス・配布ライセンスの2年目以降のリニューアル(更新)価格は、どちらも税込165000円。
「ActiveReportsJS V3J」では、新たにチャートの作成を支援する「チャートウィザード」が追加され、Chartコントロールを配置した際に表示されるウィザードに従って項目を設定するだけで、プロットテンプレートや各種フィールド、パレットの設定を簡単に行うことができる。
さらに、TextBoxコントロールで縦書きで表示する際に、テキスト内の半角英数字を水平方向に描画する「縦中横(たてちゅうよこ)」が利用可能となり、英数字ともに水平方向に描画するだけでなく、数字のみ水平方向に描画するといった柔軟な設定が行えるようになった。
ほかにも、レポート中のTableやTablixに表示されているデータをCSV形式でエクスポートできるようになるとともに、データURLを使用した画像の設定に対応し、ImageとMixedFormatTextのコントロールにてbase64でエンコードされた画像をデータURL形式で埋め込るようになっている。さらに、レポートの描画処理を改善し、ビューワへの表示速度などが向上した。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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