エクセルソフトは、マルチコア向けソフトウェア開発を用意にするライブラリ製品「インテル スレッディング・ビルディング・ブロック 2.0」の国内販売を7月27日から開始。また、同製品はオープンソース版も提供されている。
エクセルソフトは7月26日、米国インテル社のライブラリー製品「インテル スレッディング・ビルディング・ブロック(インテルTBB) 2.0」の国内販売を開始したことを発表した。
インテルTBB 2.0は、最新のインテル マルチコアプロセッサ用に最適化されたC++のランタイム・ライブラリ。これらのテンプレートを呼び出すだけで並列化が実装できるため、マルチスレッド・アプリケーションを素早く作成できるようになり、実装作業が大幅に軽減される。
テンプレートは、ニーズに応じて簡単にカスタマイズすることも可能。また、ライブラリは利用可能なコア数を自動的に認識し、パフォーマンスを計測するため、プロセッサーのコア数が増えた際にコードを書き直す必要がない。
なお、インテルTBBは、GNU GPLv2ライセンスを適用したオープンソース版としても提供される。
価格は、Windows版/Linux版/Mac OS版ともに、税込40,740円。詳細については、同社Webページを参照のこと。
エクセルソフト 「Intel Threading Building Blocks」
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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