調査対象者に、休日や業務時間後などの空いている時間に、副業をしたいと思うかを尋ねたところ、「思う」という回答が約7割を占めた。

雇用形態別では、正社員の58.5%、フリーランスの75.2%が副業をしたいと考えており、働き方改革や新型コロナ禍でリモートワークが一般化したことによって、副業のニーズが高まっていることが明らかになっている。

現在の副業の状況を尋ねた質問では、「既に副業をしている」が35.5%、「副業先を探している」が24.6%だった。

「既に副業をしている」と答えた人を雇用形態別でみると、「正社員」は16.1%で、「フリーランス」(51.3%)と比較すると35.2ポイント差となり、フリーランスは正社員よりも柔軟な働き方を選べる状況がうかがえる。また、正社員の約3割が「副業先を探している」と答えている。

副業をしたい理由としては(複数回答)、「収入を増やしたい」(82.6%)がもっとも多く、「収入を得る手段を複数持っておきたい」(49.3%)、「自身の強みを伸ばしたい」(26.8%)がそれに続いた。
