米GitHubは、「GitHub Enterprise Server 3.5」を6月7日にリリースした。
「GitHub Enterprise Server 3.5」では、GitHub Container Registryのパブリックベータ版が提供され、Organization内のコンテナに対するきめ細かな権限制御や、インターナル表示の設定が可能になっている。また、データのOrganizationレベルでの共有や、より緊密なGitHub Actionsワークフローとのインテグレーション、パブリックコンテナへの匿名でのアクセスに対応した。
さらに、GitHub Enterprise Serverインスタンスをホストしているすべてのユーザーが、Dependabotを利用できるようになったほか、GitHub Actionsにおいて再利用可能なワークフローやキャッシュサポートの提供が開始されるとともに、セルフホストランナーグループが特定のワークフローに制限されるようになり、セルフホストランナーにおける自動アップデート無効化が可能となっている。
ほかにも、特定のIPアドレスセットに対してのみアプライアンスへのアクセスを許可できるようになったほか、GitHub Enterprise Serverの指標を41個収集可能になるなど、数多くの機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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