IT検証産業協会、ソフトウェア協会、iCD協会は、ITソフトウェア産業における第三者検証タスクを共同開発し、iコンピテンシディクショナリ(iCD)へ追加したことを、6月10日に発表した。
今回の、ITソフトウェア産業における第三者検証タスクの共同開発は、昨今のIT人材不足において、ソフトウェアの品質向上が一層の重要事項となり、ソフトウェアテストを理解したテストエンジニアの育成が急務となっていることを受けて行われている。
同タスクは、ソフトウェアテストへの理解を深めるとともに、ソフトウェア品質向上への意識、テストエンジニアの育成加速を目指して、ソフトウェア協会の主催による「iCD活用ワークショップ」で作成した第三者検証タスクをもとに、IT検証産業協会で検証・精査し、体系立てたテストプロセス(Test.ssf)に基づく標記で作成された。
同タスクを活用することで、IT検証技術者の習熟度把握、および人材育成に役立てられるほか、ITソフトウェア産業における第三者検証業務の内容精査に役立てることができる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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