GoogleはJava用フレームワーク「Google Web Toolkit 1.4 RC2」をリリースした。
GoogleはJava用フレームワーク「Google Web Toolkit」(GWT)の最新版、「Google Web Toolkit 1.4 RC2」をリリースした。GoogleのWebサイトから無償でダウンロードできる。なお、バージョンは「1.4.59」としてナンバリングされているようだ。
GWTを使うとAjaxを用いたWebアプリケーションを容易に開発できるようになる。ブラウザごとの差異もGWTで吸収するため、開発コストを下げることが可能になる。先日発表されたGoogle Mashup EditorにもGWTが採用されている。
今回のバージョンアップでは100近くのバグフィックスを行い、いくつかのメソッドが追加・修正された。また、クライアントにGoogle Gearsがインストールされている場合、GWTを使ってアクセスできるようになっている。
開発チームは今回のリリースがそのまま最終版になると見ており、早くもGWT 1.5の開発を始めるという。バージョン1.5ではJava 5.0のサポートが大きな変更点になるとしている。
Google Web Toolkit Blog:Google Web Toolkit 1.4 Release Candidate 2
Google Code:Google Web Toolkit - Build AJAX apps in the Java language
Google Code:Google Web Toolkit Release Notes
CodeZine:Google、簡単にマッシュアップできるエディタ「Google Mashup Editor」発表
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です