JavaScript向け静的解析ツール「ESLint」の開発チームは、最新バージョンである「ESLint 8.23.0」を8月26日(現地時間)に公開した。
「ESLint 8.23.0」では、各種設定を「eslint.config.js」というファイルにまとめて記述して、プロジェクトのルートに配置し、コマンドを実行することで、設定を一括で済ませることができるようになった。ただしこの機能はまだ実験的に実装しているものだとしている。
また、「no-fallthrough」でcase文のフォールスルーを禁止したときに、「allowEmptyCase」オプションをtrueに設定するとcase文の中身が空であっても許容するようになった。さらに、「no-warning-comments」でコメントをチェックする際に「decoration」オプションで特定の文字を指定すると、その文字で始まる行を無視するようになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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