LLVM Developer Groupは、プログラミング言語の開発における基盤となるLLVM(Low Level Virtual Machine)の最新バージョンとなる、「LLVM 15.0.0」を9月6日(現地時間)にリリースした。
「LLVM 15.0.0」では、不透明型ポインタの使用や、llvm.experimental.vector.extractからllvm.vector.extract、およびllvm.experimental.vector.insertからllvm.vector.insertへの固有名変更、一部の定数式バリアントの削除などLLVM IRの変更や、単一の構成ジェネレータ使用時にCMAKE_BUILD_TYPEを省略するとエラーを返すといった変更が行われている。
ほかにも、ループインターチェンジの正当さやコストモデルの改善、AMD GPUバックエンドにおける8ビットおよび16ビットのアトミック関数のロードおよびストアのサポートなど、数多くの機能追加・改善が実施された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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