米GitLabは、Gitリポジトリマネージャ「GitLab」の最新バージョンとなる「GitLab 15.4」を、9月22日(現地時間)に公開した。
「GitLab 15.4」では、ユーザーがマージリクエストを提出したときに、GitLabがレビュワーを推薦してくれるようになった。プロジェクトへの貢献度合いを機械学習で分析して推薦するもので、現時点ではこの機能はベータ版という扱いになる。
また、プロジェクトごとのカスタムドメインの数を限定できるようになった。1つのプロジェクトであまりに多くのカスタムドメインを扱うと、GitLabの動作が遅くなり信頼性が低下する。初期値は制限なしとなっているが、設定画面で数を指定することで、この機能を利用できる。
そして、従来はエディタで編集しなければならなかった設定ファイル「.gitlab-ci.yml」を、GitLabのGUI画面で、質問に答えていくだけで作成できるようになった。
Visual Studio Codeの拡張機能である「GitLab Workflow」にも新たな機能が加わった。マージ済みのCI/CD設定ファイルをVisual Studio Codeで確認、編集してからコミットできるようになった。
さらに、JSONファイルを記述してGitLabに表を描画させるときに、JSONファイルに追加の記述を入れれば、GitLabによる描画後に表の表示内容をソートできるようになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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