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Red HatとIBM Research、インテリジェントな自然言語処理機能を構築する「Project Wisdom」を発表

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 米Red Hatと米IBM Research(IBM基礎研究所)は、AnsibleとITオートメーション業界向けに、インテリジェントな自然言語処理機能を構築する最初のコミュニティプロジェクト「Project Wisdom」を、10月18日(現地時間)に発表した。

 「Project Wisdom」は、AnsibleにAIを付加することで、スキルもバックグラウンドも異なるさまざまなIT専門家がITオートメーションを簡単に実現でき、かつ理解しやすくすることを目的としている。

 同プロジェクトでは、ユーザーがコマンドをわかりやすい英文で入力可能となっており、AI基盤が文章を解析して要求された自動化ワークフローを構築し、あらゆるIT業務を自動化する「Ansible PlayBook」として配信される。他のAIを活用したコーディングツールとは異なり、アプリケーション開発に重点を置くのではなく、ハイブリッドクラウドの導入拡大にともなう企業ITの複雑化に対応することに主眼を置く。

 同プロジェクトを活用することで、通常はオンプレミスサービスを提供しているシステム管理者が、複数の領域にわたって自然言語を使ってプレイブックの命令を生成して、他の環境での構築、設定、運用ができるようになる。アプリケーションの構築方法は知っているものの、構築したアプリケーションを新たなクラウドプラットフォームにプロビジョニングするためのスキルを持っていない開発者も、同プロジェクトを使えば従来の教育モデルに頼ることなく、新たな分野での熟練度を高められる。

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https://codezine.jp/article/detail/16756 2022/10/28 10:00

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