スリーシェイクは、自動脆弱性診断ツール「Securify Scan」にAIによるフォーム自動入力機能を追加したことを12月6日に発表した。
「Securify Scan」は、診断対象を登録するとクラウド上で脆弱性診断を実施、診断結果一覧と改善方法を分かりやすく提示するサービス。開発、リリーススピードを落とさず、社内でセキュリティ診断を実施できるツールとして開発された。
昨年12月に「Securify Scan」ベータ版をリリース以来、アップデートを重ねている。しかし、自動診断において、これまで入力作業が発生する問合せなどのフォームでは、各項目に適正な値を入力しなければ入力チェックによって次の画面に遷移できず、完全自動化の妨げになっていた。
このような状況を解消するため、AIがフォームの項目を自動判定し適切な値を設定する機能を追加した。これにより、フォームの入力チェックによって遷移できなかった画面への遷移が可能になり、自動診断の範囲がさらに拡大された。
自動入力に対応している項目は以下の通り。
- 氏名
- 郵便番号
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です