はじめに
こんにちは。コーディング試験サービスを展開している、株式会社ハイヤールーの代表葛岡(@kkosukeee)です。
私は、スタートアップでキャリアをスタートさせ、ディー・エヌ・エー、メルカリといったメガベンチャーに所属し、その後ハイヤールーを起業し、代表を務めています。
さらに、コーディング試験サービスの提供を通じて、多くのスタートアップ・メガベンチャーのエンジニア採用・育成の課題に向き合っています。
日本において、ITエンジニアの採用は大きな課題となっていますが、特に優秀な人材が大企業に長い間所属し、人材の流動性が低いことが背景になっています。一方、スタートアップやメガベンチャーは移り変わりも激しく、比較的流動性が高いといった特徴があります。
このように、大企業と、スタートアップ・メガベンチャーでは、人材の流動性が大きく異なりますが、私は、エンジニアには自分の描きたいキャリアにあわせて柔軟に環境を変える選択肢をもっと選んでもらいたいと思っています。
そこで、本記事では、筆者が経験のあるスタートアップとメガベンチャーに関して、両者はどんな特徴があるか、どんなスキルが得られるのか、どんな能力を求められるのかについて紹介します。
なお、本記事でエンジニアとは、IT関連サービスを開発するエンジニア(ITエンジニア)を想定しています。