米Notion Labsは、「Notion AI」を2月22日(現地時間)にリリースした。日本語版を含め、コラボレーションソフトウェア「Notion」が対応する、すべての言語で利用できる。
Notion AIは、Notionのワークスペース上で利用可能なAIサービスであり、AIツールを立ち上げることなく日々使っているワークスペース上でAIを活用でき、業務の効率化や生産性の向上を実現する。また、これまでNotion上で蓄積してきたナレッジや情報をそのまま活かせるので、AIの価値を最大限に引き出して、ユーザーのより多くの時間を、付加価値が高くクリエイティブな業務に割けるようになる。
Notionのワークスペース上で、コマンドを入力するか、編集したい文章を範囲選択することで、Notion AIにアクセス可能となっており、おもな機能としては情報の整理・要約作成、文章作成の効率化、新しいアイデアのヒントを得る、などを備えている。
情報の整理・要約作成としては、ページ全体や範囲選択した文章の情報を整理したり、会議の議事録やプロジェクト概要の要約を作成・翻訳したりできる。
文章作成の効率化としては、範囲選択した文章の改善、スペルや文章の修正、量の調整、トーンの変更などが可能になる。
新しいアイデアのヒントを得る機能としては、アイデアのブレインストーミングのサポート、メリット・デメリットのリスト化、ブログ、プレスリリース、会議のアジェンダといったさまざまなトピックスに対するドラフトの作成に対応している。
1人あたりの利用料金は月額10米ドルで、利用回数に制限はない。なお、ワークスペースのメンバーは、1人あたり20回までNotion AIの機能を無料で試せる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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