米Googleは、要求の厳しいリレーショナルデータベースワークロードに対応し、PostgreSQLと互換性を持つデータベースサービス「AlloyDB for PostgreSQL」が、新たに世界16のリージョンで利用可能になったことを、2月28日(現地時間)に発表した。
AlloyDB for PostgreSQLでは現在、クロスリージョンレプリケーションがプレビュー提供されている。リージョンサポートの拡張によって、クロスリージョンレプリケーションが必要な場合にデプロイ先をより柔軟に選択でき、国や業界の規制にも準拠可能となる。
同機能は、障害復旧(DR)戦略において重要な役割を果たし、リージョン障害に対する耐性を実現するとともに、より低いレイテンシで世界中のユーザーにサービスを提供できる。
なお、クロスリージョンレプリケーションの利用を開始するには、希望のリージョンにセカンダリクラスタを作成すれば、自動でレプリケーションが始まる。
なお、AlloyDB for PostgreSQLの対応リージョンには、新たに台湾、香港、大阪、ソウル、ムンバイ、ジャカルタ、シドニー、メルボルン、ワルシャワ、フィンランド、ロンドン、チューリッヒ、サウスカロライナ、北バージニア、オレゴン、ソルトレイクシティが加わり、対応リージョン数は計22となった。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です