FOX HOUNDは、同社が無料で提供するプログラミング学習プラットフォーム「SLスタジオ」に、あらかじめ開発業務に必要なスキルを学んだ求職者と、学習をした人材を採用したい企業をマッチングする新機能「SLスタジオコネクテッド」を5月からリリースする。
「SLスタジオ」は、WEBエンジニア育成のための学習プラットフォーム。サーバーサイド言語で需要の多いJava、PHPのほか、JavaScript、TypeScript、Vue、Angular、Reactを中心に、初学者のエンジニアが案件に参画した際に担当することの多い業務に必要なカリキュラムがある。
「SLスタジオコネクテッド」は、 同社が運営する「SLスタジオ」を通して、企業が求めるスキルを習得した求職者を採用できる、リクルーティングサービス。
同サービスを活用すると、企業はコネクテッドカードと呼ばれる求人票を学習者へ提示することができる。 コネクテッドカードには、企業の情報を掲載するだけではなく、入社後に企業側で必要になる能力を応募条件として紐づけ登録することが可能。この応募条件をクリアしたIT人材のみが自らアピールしたり、応募したりとアクションを起こしてくるため、企業はスキルの身に着いた人材を確認の上選考を進めることができる。
また、企業側はSLスタジオで学習している求職者の学習時間や進捗状況、経歴や自己PRを事前に確認してから、選考に進めるかどうか判断する。
一方、ユーザー検索機能を使って企業の応募条件を満たしているIT人材に向けて応募を促すスカウト機能も搭載している。
「SLスタジオ」に登録した求職者は、学習スタート時に採用選考を受けたい企業の登録データを確認し、希望のコネクテッドカードを選択する。 そして、志望度の高い企業へ入社するために必要なコースを「SLスタジオ」上で受講し、トレーニングを行う。ゲーム感覚で興味のある企業のミッションに挑戦しつつ、就職活動が行える仕組みが備わっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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