ハイヤールーは、事前の属性調査で「外国籍のソフトウェアエンジニアの採用を行うことがある」と回答したエンジニア採用担当者150名を対象に実施した、外国籍エンジニア採用に関する調査の結果を5月18日に発表した。同調査は、4月3日に行われている。
調査対象者に、外国籍ソフトウェアエンジニアの採用を行う上で、採用基準としてもっとも見ている観点を選んでもらったところ、「エンジニアとしてのスキル」(44.7%)がもっとも多く、「カルチャーマッチ」(15.5%)がそれに続いた。日本人採用においても「エンジニアとしてのスキル」(46.7%)が最多だったが、「カルチャーマッチ」は7.4%に留まっており、外国籍エンジニア採用の方がカルチャーマッチをより重視する傾向がみられる。
外国籍ソフトウェアエンジニアを採用してよかったと思うかを尋ねた質問では、「非常に満足」が15.5%、「どちらかといえば満足」が56.3%となっている。
外国籍ソフトウェアエンジニアの採用によって、どのような目的が達成されたかを尋ねたところ(複数回答)、「チームの技術力の向上」(47.3%)がもっとも多かった。
外国籍ソフトウェアエンジニアを採用してよかったと思うかという質問に、「どちらかといえば不満」「かなり不満」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「コミュニケーションが取れない/難しい」(68.9%)が最多となり、「エンジニアとしてのスキルが低い」(27.6%)がそれに続いている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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