米Dockerは、Windows、macOS、Linuxからの容易なコンテナ/アプリケーション/イメージマシンの構築や管理を可能にするDocker Desktopの最新バージョンとなる、「Docker Desktop 4.22」を8月9日(現地時間)にリリースした。
「Docker Desktop 4.22」では、macOS版とWindows版において新たにResource Saver機能が追加され、Docker Desktopがコンテナを実行していないことを検出すると、メモリとCPUフットプリントを大幅に削減してくれる。
さらに、includeを使用して複雑なcomposeプロジェクトを複数のサブプロジェクトに分割できるようになり、チーム間でのサービスの共同作業や組織内での共通の依存関係構成の共有などが容易になった。
そのほかロールベースのアクセス制御(RBAC)が強化され、新たなロールとして「Editor」が追加されている。「Editor」は、完全な管理者権限はないもののリポジトリの管理が可能になっており、以下のような操作ができる。
- パブリック/プライベートリポジトリの作成
- リポジトリのプル、プッシュ、表示、編集、削除
- リポジトリの説明の更新
- チーム権限のリポジトリへの割り当て
- スキャン設定の更新
- タグの削除
- Webhookの追加
- リポジトリの可視性設定の変更
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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