TISは8月30日、アセンブラシステムの解析、保守開発支援を行う「アセンブラお助けサービス」に、アセンブラ言語をCOBOL言語に変換する「アセンブラマイグレーションサービス」を追加したことを発表した。
「アセンブラマイグレーションサービス」は、アセンブラプログラムを変換ツールと技術者の手動変換により、COBOLへ変換するマイグレーションサービス。アセンブラ言語に比べ比較的技術者の豊富なCOBOLに変換することで技術者不足の解消や、Javaなど他言語への変換を行うことで脱ホスト化を目指せる。
アセンブラマイグレーションサービスでは、現状分析からツールカスタマイズ、マイグレーション、変換前後の比較までをサポートする。事前に現状分析を実施することで、アセンブラ資産の開発ルール、アセンブラ構文、命令を確認し、最適なマイグレーション方法を確定できる。また、変換ツールはカスタマイズ可能で、固有の変換ロジックをツールに組み込むことで変換率の上昇、手動変換のコストを軽減することができる。
なお、アセンブラお助けサービスには、アセンブラマイグレーションサービスのほかに「アセンブラ解析サービス」「アセンブラ保守開発支援サービス」も提供されており、これらのサービスは組み合わせて利用することも可能。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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