米Amazon Web Servicesは、Apache Flinkを使用してストリーミングデータをリアルタイムで変換および分析できるフルマネージドのサーバレスサービス「Amazon Kinesis Data Analytics」の名称を、「Amazon Managed Service for Apache Flink」に変更したことを、8月30日（現地時間）に発表した。
AWS、「Amazon Kinesis Data Analytics」の名称を「Amazon Managed Service for Apache Flink」に変更
今回の名称変更にともなう、進行中の運用、開発、ビジネスユースケースへの影響はなく、同一のエクスペリエンスを備えたFlinkアプリケーションを通じて、引き続きサービス提供が行われる。また、Kinesis Data Analyticsで実行中の既存アプリケーションはすべてそのまま動作するため、変更を加える必要はない。
Amazon Managed Service for Apache Flinkを使用することで、最小限のコードでデータソースまたは宛先を設定した統合、Amazon Kinesis Data StreamsやAmazon Managed Streaming for Apache Kafka（Amazon MSK）といった、多くのデータソースからのデータのレイテンシ1秒未満での継続的な処理、イベントへのリアルタイムな対応が実現する。Apache Zeppelinによる視覚化機能が組み込まれているので、数回クリックするだけでノートブックを使ってストリーミングデータをインタラクティブに分析できる。
また、規格に準拠したセキュアな高可用性アプリケーションのデプロイが可能で、サーバやクラスタの管理やコンピューティングとストレージのためのインフラストラクチャの設置は必要ない。
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CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
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