米GitHubは、独自のカスタムルール作成による、Dependabotにおけるアラート表示の制御を可能にする、「カスタム自動トリアージルール」のパブリックベータ版を、9月14日（現地時間）に公開した。
今回公開されたカスタム自動トリアージルールによって、アラートを自動的に閉じたり再度開いたりする方法を制御できるようになり、重要でないアラートに気を取られることなく、重要なアラートへの集中が可能になっている。
エンジンは誰でも利用できるため、独自のカスタムルールを使用して特定の意思決定タスクを指定することによって、Dependabotに判断を任せられる。
カスタム自動トリアージルールには、制御対象となるアラートの条件とともに、Dependabotがユーザーに代わって実行する決定内容が含まれており、事前のフィルタリングによる誤検知の除外や、パッチがリリースされるまでのアラートのスヌーズなどが可能になる。また、将来のアラートと現在のアラートの両方にルールが適用されるので、既存のアラートを一括管理できる。
なお、今回公開されたパブリックベータ版では、リポジトリレベルのルールを使用した無視、およびパッチ適用までのスヌーズ機能を備えている。
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CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
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