リクルートは、STEM領域(STEMはScience、Technology、Engineering、Mathematicsの略。ここでは具体的に電気、機械、化学、ITを示す)における女性エンジニアの転職動向について、転職支援サービス「リクルー トエージェント」のデータを分析し、まとめたものを発表した。
STEM領域のエンジニア職の求人件数は、この約10年で10.47倍と増加傾向にあった。特に、SEなどのITエンジニアについては11.84倍と全職種の求人件数よりも増加の幅が大きかった。
STEM領域への転職者数の推移を年度別に見ると、女性はこの約10年で6.38倍と増加していた。男性の2.94倍と比べても大きく増加していることが分かった。この背景には、ダイバーシティ経営の加速や労 働市場の構造的な人材不足により新しいターゲットに間口を広げたことなどが挙げられる。
女性エンジニアを職種別に見ると、製造業に多く就業する電気・機械・化学エンジニアの転職者数が7.61倍となっており、全業種やSTEM領域エンジニア全体と比較しても、増加の幅が大きかった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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