RITは、生成AIに絵本のタイトルを入力するだけで、約10ページのオリジナル絵本が作成できる技術を開発したことを10月24日に発表した。先進のChatGPT技術で文章を生成、そしてDALL·Eでの絵の生成を組み合わせ、ユニークで魅力的な絵本の提供を実現。今後のビジネスや教育分野への応用が期待される。
同社の開発した技術は、絵本のタイトルを入力することで、ChatGPTを用いて10ページ程度の絵本の文章を自動生成する。さらに、それぞれのページにはDALL·Eを活用して生成される絵が付随し、物語をより魅力的に演出する。この組み合わせにより、ユーザーは短時間でオリジナルの絵本を手に入れることができる。
また、生成された絵本は保存され、後からいつでも閲覧可能となっている。この技術は、ビジネスや教育、エンターテインメントの分野での応用が期待される。例えば、企業の広報活動や商品紹介、子供向けの教材作成など、幅広いシーンでの利用が想定されている。
今後の展望として、DALL·Eの更なる進化にも注目している。OPENAIがDALL·E3のリリースを予定しており、絵の完成度がさらに上がる可能性があることから、サービスのクオリティ向上も期待される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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