CodeZineを運営する翔泳社より、12月11日(月)に書籍『マルチクラウドネットワークの教科書 耐障害性と冗長性を実現するデザインパターン』が発売となりました。
本書はオンプレミス環境からマルチクラウド環境へと移行するマルチクラウドジャーニーの手順を解説した書籍です。
マルチクラウドで現代的なネットワークを構築・設計するのであれば、過去の障害を参考に練り上げられたデザインパターンの活用が不可欠です。本書ではデザインパターンをもとに、必須となる冗長性と耐障害性を実現しながら可用性、拡張性、運用性、移行性といった非機能要件の実装も可能にする方法を丁寧に説明します。
ベンダーロックインに限界を感じているクラウドエンジニアや、クラウド関連の技術も身に着けたいネットワークエンジニアであれば、本書1冊で長く役立つ新しい技術や知識を得られるに違いありません。
目次
Chapter1 一般論としてのマルチクラウド
1-1 マルチクラウドに至る歴史
1-2 クラウド選定理由
1-3 マルチクラウドジャーニー
Chapter2 「ネットワーク」から見たマルチクラウド
2-1 ネットワークから見たマルチクラウド構成の意義
2-2 ネットワークから見たマルチクラウドジャーニー
Chapter3 クラウドネットワークサービスの解説
3-1 VPC(仮想プライベートクラウド)とは
3-2 パブリッククラウドと「インターネット」
3-3 クラウドの閉域接続
3-4 各クラウドの専用回線接続
3-5 各クラウドのVPN接続の解説
3-6 Chapter3のまとめ
Chapter4 マルチクラウドネットワークのデザインパターン
4-1 マルチクラウドネットワークの通信要件
4-2 オンプレミスとVPC間の通信
4-3 オンプレミスとVPC外リソース間の通信
4-4 VPCと同一クラウドのVPC間の通信
4-5 VPCと同一クラウドのVPC外リソース間の通信
4-6 VPCと異なるクラウドのVPC間の通信
4-7 VPCと異なるクラウドのVPC外リソース間の通信
4-8 VPC外リソースと異なるクラウドのVPC外リソース間の通信
4-9 VPCとインターネット間の通信
4-10 Chapter4のまとめ
Chapter5 マルチクラウドネットワークの設計
5-1 マルチクラウドネットワークの詳細設計
5-2 マルチクラウドネットワークの非機能要件
5-3 Chapter5のまとめ
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- この記事の著者
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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