WebフレームワークのAstro開発チームは、最新バージョンとなる「Astro 3.5」を、11月8日(現地時間)にリリースした。
Astro 3.5では、多言語アプリの構築をこれまで以上に容易にするi18n Routing APIが実験的に搭載されており、デフォルト言語の設定、相対ページURLの計算、サイト訪問者の使用するブラウザに設定された優先言語への対応をサポートし、コンテンツの多言語化が可能になっている。
さらに、プリフェッチがオプトイン機能としてコアに組み込まれるとともに、実行タイミングの指定やリンクごとの実行可否の設定、訪問者がクリックする可能性の低いコンテンツのオーバーフェッチを防ぐための機能などが追加された。
また、コンテンツコレクションを頻繁に使用する大規模な静的サイト向けに、実験的なビルドキャッシュが搭載され、パフォーマンスを大幅に向上する。
ほかにも、ビュートランジションにおけるフォームのサポートや、画像最適化の改善、インテグレーションフックによるミドルウェア追加への対応、複数の実験的なコードテーマの追加、Qwikインテグレーションの提供など、さまざまな機能追加・修正が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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