Internet ExplorerとMicrosoft Script Debuggerによるデバッグ
ASP.NET AJAXページと関連スクリプトをデバッグしたいが、Visual Studio .NET 2005は使用できないという場合は、Microsoft Script Debuggerでスクリプトを表示し、1行ずつ実行しながらデバッグを行うことができます。Script Debuggeは、Windows NT 4、Windows 2000、Windows Server 2003、Windows XP、Windows VistaといったMicrosoftオペレーティングシステムで実行できるスタンドアロン製品として長らく利用されてきました。Script Debuggeはこちらからダウンロードできます(このURLは変更される可能性があります)。
Script Debuggerをインストールしておくと、Internet Explorerのメニューから[表示]→[スクリプトデバッガ]→[開く](または[次のステートメントで中断])を選択したときに自動的にトリガされます。Script DebuggerはVisual Studio .NET 2005に組み込まれているデバッガほど強力ではありませんが、非常に便利であり、ASP.NET AJAXアプリケーションの問題を突き止めるのに役立ちます。

ページ内で使われているスクリプトを[実行中のドキュメント]ウィンドウですべて確認することができます。また、ブレークポイントの設定/削除もできます。それには、ブレークポイントを設定(または削除)したい行にカーソルを置き、ツールバーから該当するアイコンを選択します。手のアイコンではブレークポイントが設定され、赤い「X」付きの手のアイコンではブレークポイントが削除されます。スクリプトは「ScriptResource.axd」と「WebResource.axd」を通じてページに動的にロードされ、特別なことをしなくても直接アクセスしてステップインすることができます。
Script Debuggerが起動したら、F8キーを押してコードを1ステップずつ実行したり、Shift+F8キーを押してコードをステップオーバーしたり、Ctrl+Shift+F8キーを押してコードからステップアウトしたりすることができます。あるいは、ツールバーから該当するアイコンを選択して、コードを1ステップずつ実行することもできます。コードを1ステップずつ実行しながら、コマンドウィンドウを使って変数とその値を見ることができます。呼び出したい変数名またはオブジェクト関数を入力すると、それが表示されます。
図8はScript Debuggerで使用できるウィンドウの例です。
Visual Studio .NET 2005とMicrosoft Script Debuggerを同じマシン上で実行することはできますが、Script Debuggerをアンインストールすると、Internet ExplorerにScript Debuggerのメニュー項目が表示されなくなったり、Visual Studio .NETでSys.Debug.failの呼び出しが処理されなくなることがあります。Visual Studio .NETのインストールに対して修復を行えば、この問題を解消できます。
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