CAMELORSは3月14日、プログラミング言語ごとに平均時給から年収を計算した「エンジニア言語の年収ランキング」を発表した。
本ランキングは、同社の運営するフリーランス・複業・副業の求人マッチングサービス「SOKUDAN」に2024年1月2日までの直近1年間に掲載された求人案件2289件から抜粋された一部を対象にしている。単価と稼働時間から平均時給を計算し、その平均時給から1日8時間、月21日稼働で想定月収と想定年収を試算している。
ランキングによると、1位はGoで年収1362万円、時給6755円となった。2位はKotlinで年収1308万円、時給6489円。続く3位はPython(年収1249万円、時給6197円)であった。
1位のGoは、高いパフォーマンスと並行処理の容易さにより、大規模なサーバーサイド開発で広く採用されている。Googleによって開発された同言語は「クラウドインフラストラクチャ」「マイクロサービス」「分散システム」の構築に適しており、これらの分野での需要の高さが反映された結果となった。
2位のKotlinは、主にAndroidアプリ開発に使用される言語。iOSにおけるSwiftと共に、市場の大きいモバイルプラットフォームでの開発において重要視されている。
3位のPythonは、「データ科学」「機械学習」「ウェブ開発」など、多岐にわたる分野で採用され、高い経済的価値を持つ。学習しやすく、豊富なライブラリを有しているため、さまざまなプロジェクトで活躍したい開発者にとって魅力的な言語。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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