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Developers Summit 2024 セッションレポート

会社を超えて1万人以上の情シス担当者がつながる──「情シスSlack」運営で得た知見

【16-E-4】1万人以上が参加するオンラインコミュニティ「情シスSlack」が参加者と運営者の仕事やキャリアに与えたインパクト


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 情報システム部門の担当者たちが会社の垣根を超えて情報交換や交流を行うオンラインコミュニティ「情シスSlack」。参加者が1万人を超える大規模なコミュニティで、参加者や運営者にはどのようなベネフィットがもたらされているのだろうか。一般社団法人日本ビジネステクノロジー協会代表理事の岡村慎太郎氏と理事の長谷川真氏がリレーセッションし、「情シスSlack」の立ち上げや運営を通して得たものについて解説した。

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コーポレートエンジニアコミュニティ「情シスSlack」とは

 「情シスSlack」とは、Slack上に設けられた情報システム部門担当者のためのコミュニティだ。2019年4月に立ち上げられ、2023年には参加者が約1万人を超えた。セッションが行われた2024年2月時点では参加者が約1万1千人、週間アクティブ数は1000~1500人ほどの規模になっている。

 立ち上げのきっかけは、長谷川氏が開催した参加者5人ほどの小規模な勉強会だったという。勉強会の帰り際、参加者の1人が「最近Slackが流行っているし、みんなで連絡を取り合う場所を作りませんか」と提案し、Slackにワークスペースを設置。少しずつ規模が大きくなり、知見・経験のある参加者も入ってきた。メンバーが新しいイベントを立ち上げると、刺激を受けて「自分もチャレンジしたい」という人も増える。北海道や四国などの地方でコミュニティが作られたり、さまざまな分野の勉強会が立ち上がったりと、いまでは「情シスSlackがコンテンツのハブになっているような状態」にまで成長している。

「情シスSlack」の参加者数やアクティブ数
「情シスSlack」の参加者数やアクティブ数

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情シスSlackは「バーチャル同僚感」

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この記事の著者

德川 詩織(トクガワ シオリ)

 地方紙の報道記者を経てフリーライターに。取材経験を生かして主にインタビュー記事を執筆します。趣味はキャンプと編み物。大きめポメラニアンの男の子と暮らしています。

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山出 高士(ヤマデ タカシ)

雑誌や広告写真で活動。東京書籍刊「くらべるシリーズ」でも写真を担当。

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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

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