米Amazon Web Servicesは、同社の提供するサーバレスコンピューティングサービス「AWS Lambda」が、Ruby 3.3を使用したサーバレスアプリケーションの作成をサポートするようになったことを、4月4日(現地時間)に発表した。
今回の機能追加によって、開発者はRuby 3.3をマネージドランタイムとコンテナのベースイメージの両方に使用できるようになり、AWSはマネージドランタイムとベースイメージの更新が利用可能になると自動的に適用する。
Lambda Ruby 3.3ランタイムは、AL2023最小コンテナイメージに基づくAmazon Linux 2023ランタイム上に構築されており、これまでのAmazon Linux 2ベースのランタイムよりも大幅に小さなデプロイメントフットプリント、glibcといった共通ライブラリの更新バージョン、および新しいパッケージマネージャが提供される。また同ランタイムは、最新のRuby言語機能へのアクセスも提供する。
現時点で、Lambda Ruby 3.3ランタイムは中国とGovCloudリージョンを除く、AWS Lambdaを利用できるすべてのリージョンにて利用可能となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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