みん就は、同社の運営する口コミ就職情報サイト「みん就」において、2025年卒業予定の学生を対象に実施した、「みん就 2025年卒 DX企業就職ブランド調査」の結果を4月12日に発表した。同調査は、2023年5月18日〜12月14日の期間に行われ、957名から有効回答を得ている。
同調査では、「メーカー」「金融」「インフラ」「メディア」「不動産」の5業界における、DXブランドイメージランキングを算出した。
調査結果をみると、いずれの業界でも日常生活の中で利用主体として接点がある商品やサービス、実際のDX施策やそれに紐づくブランドをイメージしやすい企業が上位を占める結果となっている。
あわせて、IT・デジタル活用、DXが進んでいると思う理由を、以下の9つの選択肢から選んでもらったところ(複数回答)、全業界の上位3社において「サービス・商品そのものに活用している」を挙げる回答がもっとも多かった。
- 経営戦略として打ち出している
- サービス・商品そのものに活用している
- サービス・商品の提供プロセスに活用している
- 業務プロセスの効率化により生産性を高めている
- データの収集、活用が進んでいる
- 先端技術を活用したサービス・商品を生み出している
- IT人材の採用に積極的である
- スキル・知識習得のための研修・教育体制が充実している
- 柔軟で多様な働き方を推進している
一方で、金融業界部門では「サービス・商品そのものに活用している」を選んだ人が、1位の三菱UFJ銀行よりも、2位の三井住友銀行が多く、「スキル・知識習得のための研修・教育体制が充実している」では三菱UFJ銀行が14%、三井住友銀行が7%と大差が生じている。
DXを推進している企業に対して、志望度に影響があるかを尋ねた質問では、「影響がある」(25.9%)と「少し影響がある」(40.3%)を合わせた割合が6割強に達した。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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