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First off Projects、高校生が開発したNFT活用の認証サービス「akichi」を無料公開

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 スタディメーターが運営する高校生と大学生によるビジネスコミュニティ「First off Projects」は、NFTを活用したログイン管理システム「akichi」を4月15日に無料公開した。

 akichiは、システムにアクセスしたユーザが、特定のコントラクト(Polygonネットワーク)のNFTを持っているかを調べることができるWebサービス。施設の入館管理や、会員制サービスの権利判定などに利用可能だ。従来の紙・電子チケットの課題であった、「本人認証」「転売対策」「プラットフォームの利用手数料」などの問題を、NFTを活用することで解決する。

「akichi」利用の流れ

「akichi」利用の流れ

実際の画面の動き
実際の画面の動き

 akichiでは、所有有無を判別したいNFTのコントラクトアドレスをURLに付与するだけで、PolygonネットワークのあらゆるNFTの保有確認ができる仕組みになっている。そのため、イベント主催者やスペース提供者は、同サービスへの登録や利用料を伴わず簡単に入場管理を実現できる。

URLにコントラクトアドレスを埋め込むだけで利用可能
URLにコントラクトアドレスを埋め込むだけで利用可能

 akichiを利用したNFT認証の流れは、以下の通り。

  1.  あらかじめ、会員証となるNFTを発行・配布
  2.  施設の入り口に、コントラクトアドレスを含むakichiのQRコードを設置
  3.  ユーザは、入館時にスマートフォンでQRコードを撮影し、akichiにログイン
  4.  ユーザがNFTを保持していれば、ログイン成功画面が表示される。成功時にあらかじめ設定した外部プログラムを起動することも可能。

 なお、NFTは自身で発行したものを利用できるが、スタディメーターが提供するNFT発行代行サービスを利用することも可能。

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