米Metaは、オープンソースの次世代大規模言語モデル「Meta Llama 3」を、4月19日(現地時間)に発表した。
Llama 3は、幅広いユースケースに対応する8Bと70Bのパラメータを備えた、事前学習済みでインストラクションファインチューニングされた言語モデルを特徴としており、現在利用可能な最高のプロプライエタリモデル(クローズドモデル)に匹敵する、最高のオープンモデル構築を目指している。
同社は、Llama 3の多言語およびマルチモーダル化や、より長いコンテクストの実装、推論やコーディングといったLLMにおける中核機能全体のパフォーマンス改善を、近い将来の目標に掲げる。
Llama 3は、コミュニティファーストのアプローチで展開されており、同日から主要なクラウド、ホスティング、ハードウェアプラットフォームにて利用できるようになっている。また、今後はさらに多くのプラットフォームへの対応を予定する。
なお、AIアシスタントであるMeta AIは、Llama 3で構築され、アメリカのほか、オーストラリア、カナダ、ガーナ、ジャマイカ、マラウイ、ニュージーランド、ナイジェリア、パキスタン、シンガポール、南アフリカ共和国、ウガンダ、ザンビア、ジンバブエにて、Meta AIの英語版が提供されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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