米Amazon Web Servicesは、AWSのセキュリティチェックを自動化するとともに、セキュリティアラートを一元化するAWS Security Hubにおける、AWSリソースのタグ付け標準のリリースを、4月30日に発表した。
AWSリソースのタグ付け標準には、85個の新たなリソースが含まれており、同標準を使用して組織が必要とするタグキーが欠けているAWSリソースが、あるかどうかを確認できる。同標準のリリースによって、事前定義されたセキュリティ原則とベストプラクティスに照らして、AWSリソースのコンプライアンスを自動的にチェックする、386個のセキュリティコントロールがAWS Security Hubにて提供されるようになった。
AWS環境全体で新たな標準を直ちに有効化するには、一元設定の使用が必要であり、一元設定の使用によって1回の操作で組織のアカウントの一部またはすべて、およびAWS Security HubにリンクされているすべてのAWSリージョンで同標準を有効化することが可能になる。また、一元設定を使用していない場合は同標準を有効化して、コントロールがチェックするタグをアカウントやリージョンごとに定義することもできる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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