米CISCO、米Accenture、米Eightfold、米Google、米IBM、米Indeed、米Intel、米Microsoft、米SAPで構成されるThe AI-Enabled ICT Workforce Consortium(AI対応ICT労働力コンソーシアム)は、初のレポート「ICT職種におけるAIの変革機会(The Transformational Opportunity of AI on ICT Jobs)」を、7月31日(現地時間)に発表した。
同レポートによれば、分析対象となったICT職種の92%は、AIの進歩によって高度または中程度の変革が起こると予想されている。また、エントリレベルおよび中級レベルのICT専門家はAI変革の最前線に立っており、中級レベルの職種の40%、エントリレベルの職種の37%において、高いレベルの変革が予想される。
AIが職務を再定義し続けるにつれて、AI倫理、責任あるAI、プロンプトエンジニアリング、AIリテラシ、大規模言語モデル(LLM)アーキテクチャ、アジャイル手法といった特定のスキルの重要性が高まる。一方で、従来のデータ管理、コンテンツ作成、ドキュメントの保守、基本的なプログラミングなどのスキルは、その重要性が低下する可能性がある。
あわせて、AIへの備えにはAIリテラシ、データ分析、プロンプトエンジニアリングといった基礎スキルがICT職種全体で求められる、と結論づけている。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です