米Microsoftは、米OpenAIの大規模言語モデル(LLM)を.NETプログラムから操作可能にするライブラリ「OpenAI library for .NET」を10月1日(現地時間)に正式に公開した。2024年6月からベータ版として公開していたが、安定版として正式に公開となった。OpenAI library for .NETは、MITライセンスで公開しているオープンソースソフトウェア。そして、.NET Standard 2.0に準拠している。
OpenAI library for .NETは、OpenAIが公開しているREST APIを、C#などの言語を使って.NETアプリケーションから操作できるようにするライブラリ。GPT-4oやo1-preview、o1-miniといった最新のLLMにも対応する。そして、プログラムの用途に応じて、同期処理と非同期処理の両方を使い分けることができるようになっている。
Microsoftは、OpenAI library for .NETの設計に当たって、将来の拡張を想定したとしており、オープンソース開発者が、このライブラリを基に新たな機能や新たなライブラリを構築することも可能だとしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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