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プログラミングを学習しているITエンジニア志望学生は技術に対して関心と不安、非学習者は労働環境や収入に期待

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 Progateは、18〜24歳の学生4160名のうち、ITエンジニアを志望していると回答した180名を対象に実施した、「ITエンジニアを志望する学生の就職希望調査」の結果を10月24日に発表した。同調査は、9月19日〜10月7日の期間に行われている。

 調査対象者に、ITエンジニアを志望する理由を尋ねたところ(複数回答)、「ITやテクノロジーが好き」(45.6%)がもっとも多く、「プログラミングが好き」(33.9%)、「世界中で需要が高まっている(32.8%)がそれに続いた。

 現在、プログラミング学習をしているかを尋ねた質問では、「学習している」という回答が67.8%を占めている。

 現在、プログラミング学習を「学習していない」と答えた人に、その理由を尋ねたところ(複数回答)、「学習する時間がない」が最多となり、「どこから始めればいいか分からない」「サポートや指導を受けられる環境がない」がそれに続いた。

 ITエンジニアを志望する理由を、プログラミング学習の有無別でみると、プログラミングを学習している人は「ITやテクノロジーが好き」(55.7%)がもっとも多いのに対して、プログラミングを学習していない人では「リモートワークやフレキシブルな働き方が可能」(31.0%)や「高収入の仕事に就きたい」(31.0%)を挙げる人が多い。

 ITエンジニアを目指して就職活動をする際に、知りたい企業情報を尋ねた質問(複数回答)では、「福利厚生や働き方の柔軟性」(42.2%)が最多となり、以下「オフィス環境」(37.8%)、「社内の文化や雰囲気」(36.7%)、「給与や昇給制度」(36.7%)が続いている。また、「具体的な仕事内容」(30.6%)も多くみられた。

 知りたい企業情報をプログラミング学習の有無別でみると、プログラミングを学習している人は「企業の技術スタックや開発手法」といった技術的な要素にも関心が高い一方、プログラミングを学習していない人では技術面の詳細な情報にはそこまで関心を持っていない結果となっている。

 理想的な働く環境としては、「リモートと出社を併用(半々)」(44.4%)がもっとも多かった。

 就職活動で不安なことや困りそうなことを尋ねたところ(複数回答)、「どんな企業が自分に合うのかわからない」(40.0%)が最多となり、以下「実務経験がないため、企業からの評価が心配」(35.0%)、「求人情報が多すぎて、適切な企業を選ぶのに迷ってしまう」(25.6%)が続いている。

 就職活動で不安なことや困りそうなことを、プログラミング学習の有無別でみると、プログラミングを学習している人は「実務経験がないため、企業からの評価が心配」(41.8%)がもっとも多いのに対して、プログラミングを学習していない人では「どんな企業が自分に合うのかわからない」(37.9%)が最多となった。

 技術選考について思うことに対する回答を、プログラミング学習の有無別でみると、プログラミングを学習している人は「自分の技術力が選考基準に達しているか不安」(38.5%)がもっとも多かったのに対して、プログラミングを学習していない人では「実務経験が少ないと不利になりやすいと感じる」(31.0%)が最多となっている。

 新卒エンジニアとして企業に期待することとしては(複数回答)、「しっかりとした研修や教育制度」(42.2%)、「わからない時にすぐに聞ける環境」(37.8%)、「柔軟な働き方(リモートワーク、フレックスタイムなど)」(31.7%)が上位を占めた。

 新卒エンジニアとして企業に期待することを、プログラミング学習の有無別でみると、プログラミングを学習している人は「わからない時にすぐに聞ける環境」(45.9%)、「しっかりとした研修や教育制度」(43.4%)、「柔軟な働き方(リモートワーク、フレックスタイムなど)」(38.5%)が上位を占める一方、プログラミングを学習していない人では「しっかりとした研修や教育制度」(39.7%)、「自主的な教育への支援」(22.4%)、「わからない時にすぐに聞ける環境」(20.7%)、「キャリアアップの機会」(20.7%)が上位を占めている。

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