Progateは、同社の提供しているオンラインプログラミング学習サービス「Progate Path」において、生成AIを活用した「フィードバック機能」と「理解度チェック機能」の試験的な提供を、11月25日に開始した。
今回、試験的な提供が開始された「フィードバック機能」では、学習者が書いたコードや各タスクの最後に執筆できるタスクノートを解析して、学習内容に基づいて「何がよかったのか」「何を改善すべきか」を具体的にフィードバックしてくれる。独学で進める中でも、まるで講師やメンターがそばにいるような体験を提供する。
あわせて提供されている「理解度チェック機能」は、それぞれのタスクの最後にクイズを組み込むことによって、学習内容をより深く定着させる機能。クイズは、独自のプロンプトと学習によって生成AIが作ったものを元に、Progateが選定したものを提供しており、クイズを解くことで学習者自身が理解度を確かめられるようにするとともに、苦手な分野の克服を支援して知識の定着を促す。現時点では、一部のタスクのみ対応しているが、すべてのタスクへの順次導入を予定する。
なお、「フィードバック機能」と「理解度チェック機能」は現在、一部のユーザーから段階的に公開されている。将来的には、全ユーザーに公開される予定だという。
「Progate Path」は、2022年11月に提供が開始された、エンジニア実務に直結する経験を積めるオンラインプログラミング学習サービス。同社が「プログラミング学習の入口」として提供している、「Progate」からさらに一歩進んで、より実践的で難易度の高いエンジニア実務を学べる教材を提供している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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