1月5日、Erlang仮想マシン(BEAM)上で動作する関数型プログラミング言語「Gleam」の最新バージョンであるGleam v1.7.0が公開された。
GleamはErlang仮想マシン(BEAM)上で動作する関数型プログラミング言語。beamファイルをコンパイルし、JavaScriptのコードを出力できる。
今回のGleam v1.7.0では、Gleamコンパイラによるレコードの更新をモノモーフィズム化し、実行時の条件付きロジックをなくすことで、レコードの更新の高速化が実現した。
また、Gleamは堅牢な型システムであるゆえに、外部からの型指定されていない入力を変換するために追加のコードが必要になる。この手間を軽減するため、Gleam言語サーバーに、カスタム・タイプのダイナミックデコーダを生成するコードアクションが追加された。
そのほかにもさまざまなパフォーマンスやセキュリティの改善、バグの修正がなされた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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