メシウスは、同社の提供しているAppExchangeアプリ「RaySheet」を「Salesforce AppExchange」上で更新し、「ピボットモード」上でデータを入力する際の操作負担を軽減できるようになったことを、1月15日に発表した。
今回のRaySheetのアップデートでは、Excelのピボットテーブルと同じ感覚で集計表型の画面を作成可能なピボットモードを改善し、これまで以上に現場業務に即したデータ入力や集計をできるようにする機能強化が行われている。
具体的には、予算管理を行う画面では昨年実績を横(列)方向に月別で表示させ、それぞれの月の隣に予算データの入力列を配置することで、前年同月の数字を確認しつつ当年の予算が検討可能となり、1画面上でデータの確認と入力を完結させ、担当者のストレスを軽減するといった使い方ができるようになる。また、RaySheetのピボットモードでは、Excelのピボットテーブルと同じ感覚で集計表型の画面を作成可能なので、取引先別や商品別といったさまざまな切り口で対比させつつ、スムーズに予算を検討できる。
予算管理業務以外でも、Salesforce上のオブジェクトをピボットモードで自由に配置して、業務担当者が使いやすい入力画面や集計画面を作成することによって、Salesforceの定着と活用につなげられる。
RaySheetは、SalesforceのビューをExcelのような画面にするAppExchangeアプリで、項目の表示・編集機能だけでなく、条件付き書式によるデータの可視化やExcelライクなフィルタリング機能も提供する。ピボットテーブルのような集計表型の画面作成や、作成したRaySheetのSalesforceの詳細ページなどへの埋め込みにも対応している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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