Koi Fish Labsは、ソフトウェアエンジニアの業務効率化を支援するツールである「Kurogo」を、フルリニューアルしたことを3月5日に発表した。
今回のリニューアルは、Kurogoをエンジニアが日々の業務で直面する課題を解決するための、強力なパートナーとして進化させるべく実施され、エンジニア特有のニーズに応えるコード検索機能「Code Search」と、Web情報収集機能「News Feed」が新たに追加されている。
Code Searchは、使い慣れたブラウザのようなタブ機能、ブックマーク機能、検索履歴機能を搭載し、複数のコードを同時に効率よく処理できる。

キーワードに基づいて最新のWeb情報を網羅的に収集し、AIが検索結果を精緻に要約することで必要な情報を素早く把握可能な「Web検索」、コードをアップロードするだけでAIが潜在的なバグや改善点を洗い出し、コードの品質向上とレビュー時間の短縮を実現する「レビュー」、煩雑なコーディング作業をAIが代行して、開発者がより創造的な業務に集中できるようにする「作業」という検索モードを切り替えることによって、AIが文脈を理解して最適な検索結果を提供してくれる。
News Feedは、設定したキーワードに基づいて最新の技術トレンドや関連情報を自動で収集、提供してくれる機能で、記事全体の要約と各記事の要約をAIが生成することで、情報収集にかかる時間の大幅な短縮が可能になる。さらに、ユーザーの関心がある技術に関する最新の論文やブログ記事、技術系SNSの投稿などを集約することによって、重要な情報を素早く把握できる。

Kurogoは、今後もエンジニアの生産性向上に貢献するツールとして継続的に機能拡充と改善が進められ、
- GitHubとの連携によるコード修正機能
- grokと連携したXからの情報収集機能
- その他、エンジニアからのフィードバックに基づいた機能追加
などが行われる予定だという。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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