OpenSSLの次期安定版リリースである「OpenSSL 3.5.0」の、アルファ版が公開された。
OpenSSL 3.5には、req / cms / smime アプリケーションのデフォルトの暗号化方式が DES-EDE3-CBCからAES-256-CBCに変更されることなどが含まれる。
また、大きな追加機能の一つとして、RFC-9000によって標準化されたプロトコル「QUIC」のサポートが挙げられる。OpenSSL 3.5では、サードパーティのQUIC スタックのサポートも導入される。
OpenSSL 3.5のベータ版リリースは3月25日頃を予定しており、4月上旬~中旬までに正式にOpenSSL 3.5がリリースされる予定。OpenSSL 3.5は、2030年4 月までサポートされる長期安定リリース(LTS)となる予定だ。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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