米New Relicは、デジタルエクスペリエンスモニタリング(DEM)スイートの一部となる、新製品「Streaming Video & Ads Intelligence」を2月25日(現地時間)に発表した。あわせて、あらゆるアプリケーションにおけるユーザー行動データを自動的に収集・関連付ける機能「Engagement Intelligence」も発表している。
Streaming Video & Ads Intelligenceは、ビデオのユーザー体験品質(QoE)メトリクス、アプリのパフォーマンス、バックエンドインフラストラクチャ、広告分析を統合し、メディア配信パイプライン全体の総合的な視点を提供する。
開発者とビデオ運用チームは、ビデオ再生からバックエンドの問題までストリーミングメディアの問題をすべて1つのプラットフォーム内で診断できるほか、ユーザーセッション分析ではビデオ再生、広告インタラクション、シーク操作といった詳細なタイムラインビューがカスタマーサポートチームに提供されるため、視聴者の満足度に影響を与える問題の、迅速な解決を可能にしている。
Engagement Intelligenceは、ユーザーインタラクションやレイジクリックといった、不満のシグナルを自動的に収集して関連付けることによって、手動で計装することなく即座にエンゲージメントに関する洞察を提供する。セッションリプレイを使用するため、製品チーム、UXデザイナ、エンジニアは実際のユーザーインタラクションを確認して、ユーザー体験の向上やシステムに関する問題を修正できる。
また、AIによって強化されたセッションサマリを提供し、もっとも関連性の高い瞬間をハイライトすることで、不必要なレビューの時間を節約する。
同ソリューションは、組織が摩擦点を早期に検出してアプリケーションを調整し、ローンチ前後のサイト放棄を減らすのに役立つ。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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