Googleは5月20日(現地時間)、Google I/OにおいてAIエージェントの構築・運用のための「Gemini Enterprise Agent Platform」など関連開発ツールの最新アップデートを発表した。
Gemini Enterprise Agent Platformは、大規模エージェントの構築や管理、最適化を実現する基盤であり、セッションメモリやガバナンス機能が統合されている。このプラットフォーム上で、低コードのビジュアルワークスペース「Agent Studio」や、エージェントの挙動を柔軟に定義できる「Managed Agents API」、コーディング支援やオーケストレーション向けの「Antigravity 2.0」「Antigravity CLI」など、用途と専門性に応じた4段階の開発レイヤーを提供する。全レイヤーは共通プロトコル「A2A」に対応しており、相互運用性が担保されている。
「Antigravity 2.0」はデスクトップ用アプリで、複雑なコーディングタスクや複数エージェントの並列実行が可能となる。「Antigravity CLI」では同等の機能をコマンドラインから利用でき、どちらもGemini Enterprise Agent Platformと連携可能だ。さらに、既存の他社製AIエージェントとも連携できるオープンな設計が特徴となっている。また、Python、Kotlin(ベータ)、Go、Java対応の「Agent Development Kit(ADK 2.0)」も提供し、プログラムによる柔軟なエージェント開発ができる。
今後はセキュリティやガバナンス機能、スキルのガバナンス強化、評価ツールの拡充が予定されており、企業環境での迅速かつ安全なAIエージェント運用を支援する。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
