Googleは、6月18日、「Apigee API Management」の「Gemini Code Assist」が一般提供開始したことを発表した。
Apigee API Managementは、Google Cloudの提供するAPI管理プラットフォーム。Apigee上でエンタープライズ向けのコード補完ツールであるGemini Code Assistが利用できることで、AIを使って組織の標準に準拠した一貫性のあるAPI開発が可能になる。
ApigeeのGemini Code Assistは、インターフェースから自然言語でAPIの仕様を作成でき、LLMのプロンプトの前に@Apigeeを追加するだけで、API仕様の設計や更新ができる。
また、生成されたAPIについてのサマリーを取得したり、チャットを使って生成したAPIの仕様を簡単に改良したりすることも可能だ。重複したAPIの検出機能や、エンタープライズグレードのセキュリティも備えている。
ApigeeのGemini Code Assistでワークフローを効率化することで、ガバナンスを維持しながらAPI開発にかかる時間を短縮できる。
Gemini Code Assist Enterpriseのユーザーであれば、すぐにこの機能を利用できる。現在はVS Codeにて利用できるが、今後ほかのIDEの追加サポートなどの機能拡張が予定されている。
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CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
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