米Anysphereは、同社の提供しているAIコードエディタ「Cursor」において、エージェントとの共有ターミナルやチャットで使用されたコンテキストの確認といった機能追加・改善を実施したことを、7月29日(現地時間)に発表した。
今回の変更では、エージェントによるネイティブターミナルの使用が可能になり、必要に応じて新たなターミナルが作成され、ターミナルが開いていない場合はバックグラウンドで実行される。「Focus」をクリックすることで、エージェントによって作成されたターミナルが最前面に表示され、エージェントによるコマンドの確認やエージェントのタスクを制御できる。
さらに、AIとの会話の終了時にコンテキストウィンドウがどの程度使用されたかを確かめられるようになったほか、リンタエラーの遅延読み込みによってエージェントによる編集が高速化され、検索と置換の編集レイテンシを約25%、編集の適用を約11%、それぞれ短縮している。
そのほか、チャットのアクティブタブの追加、拡張機能マーケットプレイスにおけるカスタムURLのサポートなど、さまざまな改善や修正が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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