決済の主役は人間からAIへ。ストライプジャパン安部氏が語る、急成長するAIエージェント経済の全貌
【19-A-5】急拡大するエージェントコマース・"新しい販売チャネル" への対応。2ヶ月で実装するMVP開発戦略
AIエージェント同士が取引する未来
安部氏は、このエージェンティックコマースの普及により、AIエージェント同士の取引や決済が爆発的に増えると見込んでいる。

「買い手にも、そして売り手にもAIエージェントがたくさん存在し、その間をACPを通じて取引する世界を想定して製品の開発を進めています」(安部氏)
この予測に合わせて、ストライプ社は「Machine Payment」というAPIをリリース。人やカードを介在せず、AIエージェントのみで決済を完結する仕組みを実現している。
具体的には、売り手が決済を開始するために「PaymentIntent」を作成し、支払いを受け付ける仮想通貨ウォレットアドレスを提示。AIエージェント「OpenClaw」はその送金先を判別し、自身が自由に使えるUSDCを送金し、決済が完了するという流れだ。
「膨大な数のエージェントが自動的に売買を行う世界観において、既存の金融ネットワークでは処理ができない状況も想定される。当社ではTempoというペイメントに特化したL1のブロックチェーンを開始しており、秒間10万決済を処理できる設計となっています。この取り組みは、AIエージェント経済の進化を力強く促進する取り組みです。」(安部氏)
日本国内の状況を見ると、エージェンティックコマースの導入に本格着手している企業は、安部氏が相談を受けている範囲ではまだ1割程度に留まっている。しかし「すでに担当者レベルで具体的な実装を進めている企業があるのは事実」とし、販売事業者は早期の準備が望ましいと強調した。
具体的には、古い決済システムからの移行や、ChatGPTからの流入を購買へつなげる施策から着手する企業が多い。
「これから1~2年で、エージェンティックコマースは一気に進化すると思います。エージェンティックコマースの導入を検討されている方は、ぜひお声掛けいただければと思います」(安部氏)
ストライプジャパン株式会社からのお知らせ
本セッションでご紹介したサービスにご興味を持たれた方は、ぜひ公式サイトをご覧ください。
この記事は参考になりましたか?
既に会員の方はを行ってください。
- Developers Summit 2026 セッションレポート連載記事一覧
- この記事の著者
-
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営する開発者のための情報メディアです。日々の開発に取り組むエンジニアやテクノロジーを学びたい方に向けて、プログラミングやAI活用、開発ツール、エンジニアの学びとキャリアに関する記事をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
-
岡田 果子(オカダ カコ)
IT系編集者、ライター。趣味・実用書の編集を経てWebメディアへ。その後キャリアインタビューなどのライティング業務を開始。執筆可能ジャンルは、開発手法・組織、プロダクト作り、教育ICT、その他ビジネス。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
提供:ストライプジャパン株式会社
【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
