ソフトバンク・ヒューマンキャピタルは、「第2回インターネット関連業界の職種別給与調査」の結果を発表した。今回の調査対象はITエンジニア。職種による年収や年齢構成の違いが見えてきた。
ソフトバンク・ヒューマンキャピタルは、「第2回インターネット関連業界の職種別給与調査」の結果を発表した。同社のサイトで閲覧することができる。
この調査ではシステムエンジニア(SE)、プログラマ、ネットワークエンジニア(NE)それぞれ男女100名にアンケートを実施したもので、平均年収は高い順に1位がSE(594万円)、2位がNE(444万円)、3位がプログラマ(409万円)という結果がでた。
SEに関しては40歳以上の平均年収も748万円と、他の2職種より比較的高い年収を狙えるようだ。また、SEとNEは年齢に比例して年収があがっており、経験年数が反映されやすい職種であることもうかがえる。
一方、プログラマは年齢に比例した大きな年収の増加は無いものの、40代以上の年収が大きく上がっており、フリーで仕事を行うなど働き方次第で高収入を得られるようだ。
それぞれの平均経験年数はSEが10.1年と一番長く、次いでNEが8.0年、プログラマが6.7年。年齢構成においてもSEは20代後半~40歳以上まで平均した構成なっているのに比べ、プログラマとNEでは20代後半~30代前半がボリュームゾーンとなっている。これらの要素がそれぞれの平均給与の数値に反映されたものと考えられる。
この調査は、同社の運営する転職サイト「イーキャリアプラス」の定期調査として企画されたもので、今後も実施される予定となっている。
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・第2回インターネット関連業界の職種別給与調査
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