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アジア地区のセキュリティ意識の低さを指摘、「スパム送信国ワースト 12 」発表

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2008/04/21 17:56

ソフォスは、2008年1~3月のスパムの最多配信国ワースト12に関する最新レポートを発表した。アジア地区、ヨーロッパ地区のセキュリティ意識の低さを露呈する結果となった。

 ソフォスは、2008年1~3月のスパムの最多配信国ワースト12に関する最新レポートを発表した。アジア地区、ヨーロッパ地区のセキュリティ意識の低さが問題となっている。

 世界各地に展開する脅威解析センター「ソフォスラボ」のリサーチャーが、上記期間の全メールを分析したところ92.3%がスパムであることが判明した。また、ソフォスラボではスパムに関連した新規Webサイトが毎日23,300件発見されている。これは、3秒間に1件の頻度になる。

 国別ランキングでは、トルコが初めて上位3カ国に入った(下記表参照)。トルコ国内の感染コンピュータから配信されているスパムは、世界のスパムの5.9%を占めている。アメリカのランキングは前回に引き続き1位だが、前四半期に比べて比率を下げている。これは、対策強化の効果が現れたとみられている。現に大陸別のランキングをみても、北アメリカは前回同様3位にランクしているが、前回の26.5%から18.9%と大きく比率を下げている。逆にアジアとヨーロッパは前回に引き続き1、2位に名を連ね、配信比率を増加させている。

 この結果は、アジアやヨーロッパにおけるスパマーの行動がアメリカに比べて活発になったことを意味するのではなく、これらの地区のコンピュータがクラッカーに操られ、ボットネット化してしまっているものが多いことを示している。つまり、アジアやヨーロッパはアメリカに比べて、コンピュータのセキュリティに対する意識や対策が十分ではないことを意味している。今後、早急に対策の導入を強化しない限り、ボットネットの拡大を防ぐことはできないだろうとソフォスはみている。

スパム送信国ワースト12
順位国名比率
1アメリカ15.4%
2ロシア7.4%
3トルコ5.9%
4中国(香港を含む)5.5%
5ブラジル4.3%
6韓国4.0%
7ポーランド3.8%
8イタリア3.6%
9ドイツ3.4%
9英国3.4%
10スペイン3.3%
11フランス3.2%
………………
33日本0.5%
その他35.8%
大陸別スパム配信ランキング
順位地域比率
1アジア地区34.3%
2ヨーロッパ地区30.7%
3北アメリカ地区18.9%
4南アメリカ地区14.2%
5アフリカ地区1.1%
その他0.8%

 
【関連リンク】
ソフォス

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